「LGBT法案を今国会で」 関連団体が自民各支部へ要望書

自民党東京都支部連合会の担当者(右端)に対し、LGBTに関する法案の今国会での成立を求める要望書を読み上げる杉山文野さん(左端)と五十嵐ゆりさん(左から2人目)=東京都千代田区の自民党本部前で2021年6月4日午後2時4分、藤沢美由紀撮影

 LGBTなど性的少数者の関連団体が4日、LGBTに関する法案の今国会での成立や自民党議員による差別発言の撤回と謝罪を求める要望書を、各地の自民党支部に提出した。東京では、自民党東京都支部連合会の担当者が永田町の自民党本部前で要望書を受け取った。

 LGBT法案を巡っては、超党派の議員連盟が今国会での法案成立を目指していたが、自民党内で条文案の「性的指向及び性自認を理由とする差別は許されない」との文言などに反対する意見が出て議論が紛糾し、自民党は審議日程を理由に提出見送りを決めた。一方で、与野党の議員から今国会での成立を目指す声が上がっている。

 自民党東京都支部連合会に要望書を提出したのは、パレードなどのイベントを主催するNPO法人東京レインボープライドの杉山文野・共同代表理事と、東京オリンピックをきっかけとしたプロジェクト「プライドハウス東京」メンバーの五十嵐ゆりさん。提出後の取材で杉山さんは「(当事者の)子どもたちが自殺に追い込まれている状況がある。命を守るための法律を今国会で通してほしい」と訴えた。

 この他、4日は自民党の兵庫や愛知、石川の各県支部連合会に、3日には自民党大阪府支部連合会にも同様の要望書が提出されたという。【藤沢美由紀/デジタル報道センター】

自民党東京都支部連合会の担当者(右端)に対し、LGBTに関する法案の今国会での成立を求める要望書を読み上げる杉山文野さん(左端)と五十嵐ゆりさん(左から2人目)=東京都千代田区の自民党本部前で2021年6月4日午後2時4分、藤沢美由紀撮影

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