サンマ・サケ不漁、水産庁が対応策 「魚種や漁法の多様化を」

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漁業分野での温暖化対応について説明する水産庁の山口英彰長官=東京都千代田区の農林水産省で2021年6月4日午後0時37分、浅川大樹撮影
漁業分野での温暖化対応について説明する水産庁の山口英彰長官=東京都千代田区の農林水産省で2021年6月4日午後0時37分、浅川大樹撮影

 水産庁の有識者検討会は4日、日本近海で近年続くサンマやサケなどの不漁の一因を地球温暖化と初めて位置づけ、今後の対応策をまとめた。不漁の長期化に備え、取る魚種や漁法の多様化などで環境変化に適応できる漁業への転換を検討する必要性を指摘した。水産庁は2022年3月をめどに策定する水産行政の中長期方針「水産基本計画」に反映させる。

 水産庁によると、サンマとサケ、スルメイカの国内漁獲量が14年ごろから減少し、19年は3魚種とも過去最低となった。漁獲量は豊漁と不漁の周期を繰り返すのが一般的だが、「(気候変動で)従来の増減とはかなり変わっている危機感がある」(山口英彰長官)ため、検討会で今後の漁業のあり方を議論してきた。

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