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学生・教職員にワクチン接種 大学が続々表明 新型コロナ

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広島大での新型コロナウイルスワクチンの職域接種実施について、記者会見で発表する越智光夫学長=広島市南区で2021年6月4日午前11時31分、池田一生撮影
広島大での新型コロナウイルスワクチンの職域接種実施について、記者会見で発表する越智光夫学長=広島市南区で2021年6月4日午前11時31分、池田一生撮影

 政府が打ち出している新型コロナウイルスワクチンの職域接種について、4日、各大学が実施する意向を次々と表明した。接種する「打ち手」は広島大、近畿大では学内の医学部や大学病院の医師・看護師が務め、医学部のない仁愛大(福井県越前市)は、地元医師会に協力を求める。21日以降、順次開始される。

 大阪大では21日から、学生・教職員計約3万6000人を対象に行い、1日最大1000人を見込む。大学病院の職員は自治体による大規模接種会場への派遣や一般医療があるため、学生の健康管理などを行う「健康支援センター」の職員を中心に打ち手を確保する。全員の2回接種が終わるのは10月初旬の見込み。大阪市立大や大阪府立大でも、府からの要請を受けて21日から接種を行う。

 広島大は学生・教職員に付属校の教職員も加えた計約1万8000人が対象。東広島キャンパス(東広島市)の西体育館を会場に21日に始める。希望者の予約制とし、住民票が東広島市になくても打てるようにする。医学部と大学病院の医師・看護師が問診・接種し、1日最大2000人のペースでほぼ毎日行い、8月末ごろまで開設する見通し。終了後は、企業の職域接種に会場を提供することも検討している。

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