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大坂なおみ選手が問う「発信」のかたち 愛用SNS、拒んだ会見

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全米オープン後に臨んだ東レ・パンパシフィック・オープンで準優勝となり、記者会見でうつむく大坂なおみ選手=東京・アリーナ立川立飛で2018年9月23日午後1時41分、渡部直樹撮影
全米オープン後に臨んだ東レ・パンパシフィック・オープンで準優勝となり、記者会見でうつむく大坂なおみ選手=東京・アリーナ立川立飛で2018年9月23日午後1時41分、渡部直樹撮影

 記者会見の場がなくても好きな時に、世界中の人々へストレートに気持ちを届けられる。そんなメリットを生かしてSNS(ネット交流サービス)を愛用してきたのが、女子テニスの大坂なおみ選手(23)=日清食品=だ。「世界のメディアに向かって話す前には大きな不安の波に襲われる」と会見を拒否し、ストレスに悩んだ心境も明かした。その行動が問いかける、アスリートの「発信」のかたちとは。

 「私も何度もメディアに不利な立場に立たされてきた。(大坂選手の)気持ちはよく分かる」

 男子シングルスで世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)は、大坂選手の「告白」後、そうコメントした。

変化する「つなぐ」手段

 初めて世界ランキング1位となったのは2011年7月、24歳の時だった。今年3月には、ロジャー・フェデラー選手とともに並んでいた世界1位の在位最長記録(310週)を更新した。長年、男子テニス界をけん引してきた功労者は、記者会見を通して気持ちを伝えることは重要だと自覚している。それでも時代の変化に敏感で、大坂選手の行動には理解を示す。

 「以前は記者会見が選手とファンをつなぐ唯一の手段だった。今はソーシャルメディアがある。(大坂)なおみはとても若く、ソーシャルメディアと自分のチャンネルを通じて発言する能力を持って育った」

 SNSの普及により、アスリートが情報…

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