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「レシーブ」「トス」は使わない バレー用語、なぜ変わり続ける

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石川祐希が男子日本代表で務める「アウトサイドヒッター」は攻守の要となるポジションだ=東京都北区の「味の素ナショナルトレーニングセンター」で2019年5月10日、佐々木順一撮影
石川祐希が男子日本代表で務める「アウトサイドヒッター」は攻守の要となるポジションだ=東京都北区の「味の素ナショナルトレーニングセンター」で2019年5月10日、佐々木順一撮影

 バレーボールの国際試合を取材していると、上司から電話がかかってきた。私が書いた原稿とテレビ中継のポジション名が違うという。どちらも間違っていないのだが、そこはバレー界。ポジションだけではない。「トス」も「レシーブ」も用語としては古いのだ。

木村沙織と石川祐希の違いは?

 引退した木村沙織はウイングスパイカーで、現役の石川祐希はアウトサイドヒッター。バレーボールで2人は同じ役割のはずだが、ポジション名が違う。なぜか。混迷の経緯をたどると、中垣内祐一・男子日本代表監督も関係していた。

 冒頭の2人はともに攻守の要。ウイングスパイカー(WS)とアウトサイドヒッター(OH)は言葉は違えど、同じポジションだ。国内では10年ほど前から、国際バレーボール連盟にならってWSと呼ぶことが増えた。ところが、日本バレーボール協会は3年前に突然、OHに呼び方を変更したのだ。ポジション名に限らずバレー用語の統一は進んでいない。学生時代にバレー部だった記者もどう書けばいいのか頭を悩ませてきた。サッカーのFW、MF、DFのように、一般にもイメージが定着したポジション名がうらやましい。

 なぜ、わかりにくいのか。バレーは…

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