競馬 「ウマ娘」効果、引退馬支援の輪 寄付、1カ月で1万6000人から3582万円

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ナイスネイチャは北海道の牧場で余生を送っている=北海道浦河町で2021年3月(引退馬協会提供)
ナイスネイチャは北海道の牧場で余生を送っている=北海道浦河町で2021年3月(引退馬協会提供)

「ナイスネイチャ」関心つかむ

 競馬の祭典と呼ばれる日本ダービーの話題で盛り上がった競馬界だが、華やかな舞台の裏で引退した競走馬の環境は十分ではない。最高峰のGⅠレースを勝った馬でも引き取り先が見つからないケースさえある。そんな中、今年は四半世紀前にターフを去った名馬ナイスネイチャにちなんだ引退馬支援の寄付金が、昨年の約20倍も集まった。急速に支援が広がった理由とは。

 競走馬は地方を含めて毎年約7000頭が生産されるが、脚光を浴びるのは、ほんの一握り。中央競馬では毎年、約5000頭が登録を抹消される。活躍して種牡馬や繁殖馬になっても、役割を終えた後に余生を過ごす環境は厳しい。飼育するだけでも1頭当たり年間100万円以上が必要になる場合もあるという。

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