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新型コロナ 緊急事態再延長 東京の居酒屋、「生活守れぬ」酒提供 自粛限界、苦渋の決断

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酒類提供再開について語る「焼肉ホルモンいくどん赤羽店」の倉持正志店長=東京都北区で2021年6月3日、藤井太郎撮影
酒類提供再開について語る「焼肉ホルモンいくどん赤羽店」の倉持正志店長=東京都北区で2021年6月3日、藤井太郎撮影

 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が続く首都・東京で、行政の要請に従うことなく、深夜まで酒類を提供する飲食店がある。「苦渋の決断だ」「生活を守るため」。店長らが実名の取材に応じ、酒を出すに至った理由を説明した。

 東京・赤羽。1000円で気持ちよく酔える「せんべろ」の店が並ぶ飲食店街に「6月1日よりアルコールを提供」との張り紙がある。「焼肉ホルモンいくどん赤羽店」だ。記者が2日午後10時半ごろ訪れると、客は20人ほど。座席は定員の半分が上限で「マスク会食」を呼びかける。ラストオーダーは午後11時。客たちは終電近くまで名残惜しそうに杯を傾ける。

 「致命的だったのは酒類提供の『禁止』ですよ」。倉持正志店長(61)が口を開く。昨年4月に初の宣言が出てから今年5月末まで、度重なる行政の要請には全て従った。だが、酒類は店の売り上げの半分を占める。宣言期限の今月20日まで酒を提供できなければ、もう店を維持できない――そう判断した。「苦渋の判断だが、正解と信じているから堂々としたい」と取材に応じた理由を説明する。

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