連載

美とあそぶ

美の世界に打ち込む著名人にその魅力、とりこになった経緯などを自らの作品とともに紹介します。

連載一覧

美とあそぶ

嵐山光三郎さん/3 モズは不吉か かわいいか

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 この句は、野鳥のモズの鋭い鳴き声が日の光と同じように森の中にスーッと差し込んでくるような様子を詠みました。

 晩秋に、東京の自宅にあるドウダンツツジの生け垣の枝には、トカゲや昆虫がよく刺さっていました。モズの仕業です。日本やヨーロッパでは不吉な鳥とされ、江戸時代には、モズの鳴く夜は死人が出ると言われていました。

 でも、このモズはかわいく描けたでしょ? 俳画は情景が頭に浮かんだら、水彩絵の具でサッと描きます。句会で他の人が詠んだ俳句を描くこともあります。

この記事は有料記事です。

残り290文字(全文518文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集