成人の性行為禁止「13→16歳未満」 立憲WT、取りまとめ断念

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立憲民主党のロゴ=東京都千代田区で2019年5月16日、曽根田和久撮影 拡大
立憲民主党のロゴ=東京都千代田区で2019年5月16日、曽根田和久撮影

 立憲民主党の性犯罪刑法改正に関するワーキングチーム(WT、座長・寺田学衆院議員)が7日開かれ、成人が性行為をした場合に罪に問われる対象年齢を現在の13歳未満から16歳未満に引き上げる案について、6月3、4両日に次いで賛否両論が出たため、WTでの取りまとめをいったん断念した。

 WT側は中学生以下を性被害から守るため、「成人はいかなる理由をもっても中学生以下を性行為の対象にしてはならない」との中間報告をまとめるよう提案したが、出席者から「いかなる理由」でも禁止することに慎重意見があった。

 このため、今後は党法務部会で対応を検討する。多くの都道府県条例などで中学生に対する成人の性行為は処罰対象になっている。

 また、寺田氏は7日、5月10日のWT会合で出席議員が「50歳と14歳が性交したら同意があっても捕まるのはおかしい」という趣旨の発言をしたと明かした。この議員はその後、「自分の真意でなく、正確な記憶がない」として発言を撤回したという。

 寺田氏によると、この会合で、外部講師が刑法の対象年齢を16歳未満に引き上げるよう提案したのに対し、出席議員が「50歳近い自分が14歳と性交したら同意があっても捕まることになる。おかしい」と反論した。別の出席者からも類似の意見があった。寺田氏は反論が「興奮状態」だったとして、会合の翌日、講師に謝罪したという。【宮原健太】

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