トヨタ社長にパワハラ情報伝えず 幹部「危機感の欠如を反省」

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トヨタ自動車=村田由紀子撮影
トヨタ自動車=村田由紀子撮影

 トヨタ自動車は7日、男性社員(当時28歳)が4年前に上司のパワーハラスメントを苦に自殺した際、豊田章男社長にパワハラ情報を伝えていなかったと明らかにした。取材に応じた幹部は「トップに情報を適切にあげなかった危機感の欠如は、最も反省すべきことだ」と陳謝した。また、パワハラ行為を繰り返した上司らを処分したという。

 本社の車両設計を担う部署に配属された男性は2017年10月に自殺した。直属の上司から「アホ」「死んだ方がいい」などと人格を否定される言動を繰り返され、適応障害を発症していた。トヨタ幹部によると、豊田社長に男性が自殺した事実は報告されたが、当初の調査で明らかになった日常的なパワハラ被害や、遺族が被害と自殺との因果関係を主張していることも共有されなかった。

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