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八村塁(バスケット)|東京オリンピック

競技開始10年足らずでつかんだNBAドラフト1巡目指名。どん底だった日本男子バスケ界に現れた救世主

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スポーツ界多様なルーツ当たり前に 「日本人観」もアップデートを

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ゴルフの全米女子オープン選手権を制して祝福を受け、喜ぶ笹生優花=米サンフランシスコのオリンピック・クラブで2021年6月6日、AP
ゴルフの全米女子オープン選手権を制して祝福を受け、喜ぶ笹生優花=米サンフランシスコのオリンピック・クラブで2021年6月6日、AP

 女子ゴルフのメジャー、全米女子オープン選手権を史上最年少の19歳351日で制した笹生(さそう)優花は日本人の父、フィリピン人の母を持つ。テニスの大坂なおみ(23)、米プロバスケットボールNBAの八村塁(23)らグローバルな環境で育ち、実力を磨く選手が増えている。

 「日本とフィリピンのファン、友達ありがとう」。笹生は優勝インタビューで、流ちょうな英語で喜びを語り、フィリピン国旗の前でトロフィーを掲げて記念写真に納まる姿があった。

 笹生はゴルフ好きの父正和さんの影響で8歳からゴルフを始めた。練習環境に恵まれたフィリピンで、父との二人三脚で才能を大きく育んだ。正和さんは独学で日本や米国のゴルフの技術書を読みあさり、独自の練習法を編み出した。両脚に重りを付けて野球のノックを受け、瞬発力を磨いたこともあった。創意工夫を凝らし、自由な発想で練習できたのも日本の枠にとらわれなかったからだ。

 テニス界では2018年、大坂が全米オープンで優勝。4大大会のシングルスで日本選手として初の快挙だった。大阪市出身で、ハイチ出身の父と日本人の母を持ち、3歳で米国へ移り住んだ。強豪国でもまれ、…

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