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100m9秒95 山県亮太の日本新を支えた両親からのメッセージ

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男子100メートルで9秒95の日本新記録を樹立し、観客席に笑顔で応える山県亮太=ヤマタスポーツパーク陸上競技場で2021年6月6日(代表撮影)
男子100メートルで9秒95の日本新記録を樹立し、観客席に笑顔で応える山県亮太=ヤマタスポーツパーク陸上競技場で2021年6月6日(代表撮影)

 陸上男子100メートルで6日に9秒95の日本新記録を樹立した山県亮太(28)=セイコー=は、多くのけがや疾患に見舞われながらも、何度も何度もはい上がってきた。その裏には苦しい時に寄り添い、支えてきた家族の存在があった。

 鳥取市のヤマタスポーツパーク陸上競技場であった布勢スプリント。快挙の瞬間を観客席で見守った父浩一さん(61)は「夢のようです。言葉にならないぐらいうれしい」。感激した顔で声を震わせた。

 広島市出身の山県は、1992年6月10日の「時の記念日」、浩一さんと母美津恵さんの間に次男として生まれた。「予定より早く生まれ、ちゃんと元気に育ってくれること、それだけが夫婦の願いだった」と浩一さんは語る。

 両親の心配をよそに山県は幼少時から足の速い子に育った。浩一さんは「陸上を嫌いにならず、陸上が自分を輝かせてくれる場所だというところに、理論や思考がミックスされていった」と息子の成長を振り返った。

腰痛で生活にも支障 どん底の中で…

 進学校の広島・修道高を経て、慶大時代の2012年にロンドン五輪に出場。13年以降はライバルの桐生祥秀(日本生命)とともに「日本勢初の9秒台」という大きな期待を背負った。

 しかし14年以降は腰痛に苦しみ、思うように走れなくなった。ひどい時は…

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