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野村万作、萬斎、裕基の狂言方和泉流、野村万作家の3代が、東京・世田谷パブリックシアター「狂言劇場 その九」(18~27日)で顔をそろえる。
万作は22日で90歳になるが、現役として充実した活動を展開している。萬斎は55歳。同劇場の芸術監督もつとめるなど演劇界でひっぱりだこだ。裕基は21歳。昨年に狂言師の修業課程で重要とされる「奈須与市語(なすのよいちがたり)」を披(ひら)く(初演する)など、着実な歩みを見せている。
番組はA、Bのプログラムに分かれる。Aが古典の「武悪(ぶあく)」(万作)と現代狂言の「法螺侍(ほらざむらい)」。Bが古典の「舟渡聟(ふなわたしむこ)」(万作の舅(しゅうと)、裕基の聟)と現代狂言の池澤夏樹作、萬斎演出・補綴(ほてつ)「鮎(あゆ)」(萬斎)。
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