連載

Interview

映像や舞台、音楽、文学などで活躍する人に作品への思いをインタビュー。新たな一面がのぞくかも。

連載一覧

Interview

野村萬斎、裕基親子 「法螺侍」で共演 刺激的、新鮮な狂言を

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
野村萬斎(左)と裕基=東京都世田谷区で2021年6月2日、吉田航太撮影
野村萬斎(左)と裕基=東京都世田谷区で2021年6月2日、吉田航太撮影

 野村万作、萬斎、裕基の狂言方和泉流、野村万作家の3代が、東京・世田谷パブリックシアター「狂言劇場 その九」(18~27日)で顔をそろえる。

 万作は22日で90歳になるが、現役として充実した活動を展開している。萬斎は55歳。同劇場の芸術監督もつとめるなど演劇界でひっぱりだこだ。裕基は21歳。昨年に狂言師の修業課程で重要とされる「奈須与市語(なすのよいちがたり)」を披(ひら)く(初演する)など、着実な歩みを見せている。

 番組はA、Bのプログラムに分かれる。Aが古典の「武悪(ぶあく)」(万作)と現代狂言の「法螺侍(ほらざむらい)」。Bが古典の「舟渡聟(ふなわたしむこ)」(万作の舅(しゅうと)、裕基の聟)と現代狂言の池澤夏樹作、萬斎演出・補綴(ほてつ)「鮎(あゆ)」(萬斎)。

この記事は有料記事です。

残り1538文字(全文1877文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集