道産コンブ保全へ漁業管理 魚群探知機で海藻調査 潜らず、広範囲を確認 /北海道

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北海道立総合研究機構釧路水産試験場の魚群探知機を使った海藻の繁茂状況の調査=同試験場提供
北海道立総合研究機構釧路水産試験場の魚群探知機を使った海藻の繁茂状況の調査=同試験場提供

 日本人の食生活に欠かせないコンブはウニの摂食被害や地球温暖化による海水温の上昇などの影響で減少傾向にある。こうした中、適切な漁場管理で回復につなげようと、魚群探知機でコンブの繁茂状況などを把握しようとする取り組みが道内で始まった。潜水して確認しなくてもコンブを含めた海藻の量を広範囲で把握できることから、漁師にかかる負担を軽減できるとの期待も高まる。

 一般社団法人「日本昆布協会」(大阪市)によると、乾燥させた国内産コンブの市場供給量は2020年度は約1万3300トン。同協会が記録を取りまとめ始めた1989年度がピークの約3万7800トンで、約30年で3分の1程度に減少した。供給量の9割以上が北海道産とされる。

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