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皇位継承

安定的な皇位継承を巡る議論が平行線をたどっています。天皇陛下より若い資格者は、秋篠宮さまと長男悠仁さまだけです。

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皇位継承議論、意見集約難しく 政府の有識者会議も見解二分

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安定的な皇位継承策を議論する有識者会議の初会合で発言する菅義偉首相(左から2人目)。同3人目は座長の清家篤日本私立学校振興・共済事業団理事長=首相官邸で2021年3月23日午後5時、竹内幹撮影
安定的な皇位継承策を議論する有識者会議の初会合で発言する菅義偉首相(左から2人目)。同3人目は座長の清家篤日本私立学校振興・共済事業団理事長=首相官邸で2021年3月23日午後5時、竹内幹撮影

 安定的な皇位継承策を議論する政府の有識者会議(座長・清家篤元慶応義塾長)が実施してきた専門家らからの計5回のヒアリングが終了した。有識者会議は今後、政府による国会報告に向けて論点を整理する。だが、女性・女系天皇や旧宮家の皇籍復帰などを巡る見解はヒアリングでも二分され、国民的な意見集約の難しさが改めて浮き彫りになった。

 「国民の考えも時代により変わっていく。女性天皇の誕生を歓迎する風潮もあるかと思う」。7日に実施された最終回のヒアリングで、小説家の綿矢りささんは世論の変化にこう言及した。漫画家の里中満智子さんは女性天皇に肯定的な見解を示しつつも、「夫や子の立場について多くの国民の理解を得られなければ決められない」とも述べた。

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