イラン「強硬派政権」濃厚に 穏健派逆転難しく 18日大統領選

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
エブラヒム・ライシ師=テヘランで2021年6月6日、AP
エブラヒム・ライシ師=テヘランで2021年6月6日、AP

 イラン大統領選(6月18日投票)は投票まで残り1週間。穏健派の有力候補は軒並み事前審査で失格となり、反米保守強硬派のライシ司法府代表(60)が優位を保っている。このまま「ライシ政権」が誕生した場合、国際協調を試みた保守穏健派のロウハニ政権路線からの転換が確実視されている。

 今回の選挙戦は、保守強硬派5人、保守穏健派1人、改革派1人の計7候補が争う構図だ。投票日前にさらに強硬派の複数の候補がライシ師に支持を一本化する可能性もあり、保守穏健派のヘンマティ前中央銀行総裁らの巻き返しは容易ではない。5日のテレビ討論会では、ライシ師ら強硬派候補が「経済難を招いた」としてロウハニ政権を厳しく批判した。

 事前に候補者を絞り込んだ国家機関「護憲評議会」は、…

この記事は有料記事です。

残り740文字(全文1065文字)

あわせて読みたい

この記事の筆者
すべて見る

注目の特集