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常夏通信

その97 戦没者遺骨の戦後史(43)沖縄 遺骨を米軍基地埋め立てに?

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辺野古埋め立てへの沖縄本島南部の土砂使用に抗議して座り込む具志堅隆松さん(中央)=那覇市の沖縄県庁前で2021年3月1日午後1時20分、遠藤孝康撮影
辺野古埋め立てへの沖縄本島南部の土砂使用に抗議して座り込む具志堅隆松さん(中央)=那覇市の沖縄県庁前で2021年3月1日午後1時20分、遠藤孝康撮影

 「ハンガーストライキをやろうと思っています」。具志堅隆松さん(67)から電話があったのは、今年2月下旬だった。「戦没者の遺骨が混じった土砂で米軍基地を造るのは、犠牲者への冒とくです。何としてもやめさせないと」。「ハンストをすると体力も免疫力も落ちますよ。新型コロナ禍の渦中で、大丈夫ですか?」。私は一瞬、そう言ってとめようと思ったが、やめた。「鋼鉄の意志の人だ。絶対に行うだろう」と思い直したからだ。

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