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第103回全国高校野球選手権

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智弁和歌山出身の広島・林 名将・高嶋さん最後の秘蔵っ子が奮闘

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試合前練習でティー打撃に取り組む広島の林晃汰=広島市のマツダスタジアムで2021年6月5日午前10時34分、大東祐紀撮影
試合前練習でティー打撃に取り組む広島の林晃汰=広島市のマツダスタジアムで2021年6月5日午前10時34分、大東祐紀撮影

 腰をどっしりと落とし、眼光鋭く相手投手を観察する。打席での重厚な雰囲気は天性のスラッガーだから出せるものだろう。プロ野球・広島の高卒3年目・林晃汰。チーム内で新型コロナウイルスの感染者が相次いだことで5月18日に今季初めて1軍に昇格すると、プロ初打点や初本塁打をマークするなど打ち続け、楽天3連戦では5番を担った。注目の逸材を高校時代の恩師は熱いまなざしで見守っている。

 林は昨季、4試合の出場にとどまったが、今季は巡ってきた好機を生かし、6月6日現在、9試合に出場し、打率4割5分2厘、2本塁打、6打点と絶好調だ。特に初めて中軸の5番に座った4~6日の楽天3連戦で持ち味の打撃が光った。5日は田中将の直球を右翼席にたたき込み、6日には現在パ・リーグ最多勝の左腕・早川らを相手にプロ初の1試合3安打。「一流の人たちとやらせてもらって結果を出せた」と自信を深めた。

 そんな飛躍を期す20歳のプロでの活躍を高校時代から「予感」していた人がいる。林の出身校である智弁和歌山高の前監督で、甲子園春夏通算68勝の監督最多勝利記録を持つ高嶋仁さん(75)だ。高嶋さんは1980年から智弁和歌山高を指揮し、同校を94年春、97年夏、2000年夏と3度の全国制覇に導いた名将で、18年夏に勇…

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