連載

けいざいフォーカス

毎日新聞デジタルの「けいざいフォーカス」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。

連載一覧

けいざいフォーカス

ブランド継承、再出発 レナウン下請け3社、宮崎で新会社 オーダーメードスーツ販売に挑戦

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
宮崎ファクトリーを設立した荒木幸三社長(左)。右は「日南トローザーソーイング」の大磯貴弘社長=宮崎県日南市で
宮崎ファクトリーを設立した荒木幸三社長(左)。右は「日南トローザーソーイング」の大磯貴弘社長=宮崎県日南市で

 経営破綻したアパレル大手レナウンの服飾生産を支えた宮崎県日南市の下請け3社が共同で、新会社「宮崎ファクトリー」を設立した。存続が決まった「ダーバン」など高級ブランドの生産を引き継ぐ一方、事業拡大に向け、独自ブランドでのオーダーメードスーツ販売にも挑戦する。

 山林に囲まれた工場で5月中旬、従業員ができたばかりのスーツに仕上げのアイロンを掛けていた。工場内には全国の百貨店へ出荷する商品が並ぶ。「1年前、ダーバンを支えてきた縫製技術が途絶える可能性もあった」。宮崎ファクトリーの荒木幸三社長(45)はこう振り返る。

 レナウンはダーバンのほか「アクアスキュータム」など多くの有名ブランドを展開し、日本のアパレル業界をけん引してきた。1974年に日南市に子会社「ダーバン宮崎ソーイング」を設立。仕入れた生地を同社が裁断し、地元の協力会社が縫製を下請けする体制ができ、裾野は鹿児島県にも広がった。

この記事は有料記事です。

残り539文字(全文934文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集