首相「ぜひ私の考えを」持論次々 質問は答えず かみ合わぬ党首討論

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党首討論で立憲民主党の枝野幸男代表(手前右)の質問に答える菅義偉首相(同左)=国会内で2021年6月9日午後4時14分、竹内幹撮影
党首討論で立憲民主党の枝野幸男代表(手前右)の質問に答える菅義偉首相(同左)=国会内で2021年6月9日午後4時14分、竹内幹撮影

 菅義偉首相は9日の党首討論で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の解除基準や東京オリンピック・パラリンピックの開催意義を巡る質問に対し、正面から答えなかった。一方で、新型コロナワクチンの新たな接種目標を示すなど、感染対策のアピールには躍起に。野党は16日の国会会期末に向け、対決姿勢を鮮明にする構えだ。

東京五輪の思い出話も

 「せっかくの機会でありますから、私自身のコロナの考え方を明快に述べさせていただきたい」。首相は党首討論で、立憲民主党の枝野幸男代表から緊急事態宣言の解除について「厳しい基準を明確にすべきだ」と迫られると、こう切り出し、持論を述べ始めた。

 「さまざまな国がロックダウン(都市封鎖)をしたが、収束しなかった。ワクチン接種で大きな成果を上げているのが事実だ」

 「ワクチン接種は順調だ。7月いっぱいで終える高齢者が大部分で、(医療)現場の逼迫(ひっぱく)は大幅に改善される」

 首相はさらに、10~11月に…

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