特集

東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

特集一覧

砂の像が浜辺でお出迎え 震災後初の海開き 宮城・大谷海岸

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
今夏に海開きが予定されている大谷海岸に登場した「宝船と七福神」の砂像。完成した6日にはビーチクリーンや砂像の造形大会も開かれた=宮城県気仙沼市で2021年6月6日午前10時16分、神内亜実撮影
今夏に海開きが予定されている大谷海岸に登場した「宝船と七福神」の砂像。完成した6日にはビーチクリーンや砂像の造形大会も開かれた=宮城県気仙沼市で2021年6月6日午前10時16分、神内亜実撮影

 宮城県気仙沼市本吉町の大谷海岸海水浴場が東日本大震災の後初めて海開きされるのを前に、国内外で活躍する砂の彫刻家、保坂俊彦さん(47)=東松島市地域おこし協力隊員=が製作した砂の像「宝船と七福神」が浜辺に登場し、訪れる人の目を楽しませている。

にぎわい取り戻す起爆剤に

 大漁を願う宝船に乗り込むのは、柔和な表情を見せる七福神。船の脇には道の駅「大谷海岸」のシンボル、マンボウがひょっこりと顔を出している。高さと幅2メートルの砂像は4日間かけて作られ、タイのうろこなど細部まで繊細に表現した。特別なのりでコーティングされ、2~3カ月は形が保たれるという。

 「海に子供たちのにぎわいを取り戻したい」。今回製作を依頼した大谷里海(まち)づくり検討委員会の村田興(こう)会長(51)は特別な思いを抱いている。今年3月に道の駅が完成したことで大勢の観光客が訪れるようになった一方、海際まで実際に足を運ぶ人は少ない。防潮堤に阻まれ、砂浜までは見えないためだ。

この記事は有料記事です。

残り284文字(全文706文字)

【東日本大震災】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集