赤字路線存廃 危機感募るJR四国 コロナ影響 自治体と議論進まず /愛媛

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記者会見するJR四国の西牧世博社長=高松市で、共同
記者会見するJR四国の西牧世博社長=高松市で、共同

 JR四国の赤字路線の存廃論議が、宙に浮いている。西牧世博社長は5月31日の定例記者会見で「(沿線自治体と)早く議論を始めたいが、新型コロナウイルスの影響を見定めないといけない」と述べた。だが、自治体側との間には、議論の在り方を巡り、根本的な考え方のずれも見え隠れする。明確な方向性が出ないまま、毎年発生する赤字を国が穴埋めする状態は続きそうだ。

 JR四国はコロナ禍に見舞われる前から、全9路線のうち、岡山県と香川県を結ぶ瀬戸大橋線を除く8路線が赤字だった。JR四国は「自助努力で鉄道網を維持するのは困難」として、地元4県と路線の在り方を話し合う懇談会を、2017年に発足させた。

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