G7 存在感示せるか 2年ぶり首脳集結

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 主要7カ国首脳会議(G7サミット)が11~13日、英南西部コーンウォールで開かれる。新型コロナウイルスの影響で2020年は開催が見送られており、約2年ぶりに首脳が一堂に会する。米中対立を背景に国際社会の分断が進む中、G7は輝きを取り戻せるのか。出席者の横顔と、サミットの歴史を紹介する。

 G7は、日本、米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの主要7カ国が、安全保障や貿易など世界的な課題を話し合う枠組みだ。世界が米国を中心とする自由主義陣営と、旧ソ連を中心とする社会主義陣営に分かれて対立していた東西冷戦時代の1975年に、仏ランブイエで初開催された。当時の参加国は米、英、仏、旧西ドイツ、伊、日本の6カ国。76年の第2回サミットからカナダが加わってG7となった。

 もともとは西側先進国が、石油危機後の世界的な経済低迷への対応を議論する狙いで始まった。少数のメンバーで率直な議論を交わすのが特徴で、冷戦時には安全保障も含めた西側諸国の結束をアピールする舞台として注目を集めた。

この記事は有料記事です。

残り4272文字(全文4715文字)

あわせて読みたい

注目の特集