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東京の感染「2週間後、再拡大の恐れ」 都会議、昼夜の人出増

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モニタリング会議終了後、東京都内の感染状況について説明する小池百合子知事=東京都庁で2021年6月10日午後1時53分、斎川瞳撮影 拡大
モニタリング会議終了後、東京都内の感染状況について説明する小池百合子知事=東京都庁で2021年6月10日午後1時53分、斎川瞳撮影

 東京都内の新型コロナウイルスの感染動向を分析する都モニタリング会議が10日に開かれ、都内の主要繁華街の人出が大型連休が明けて以降、4週連続で増加したことが報告された。専門家からは、新規感染者数が近い時期に下げ止まって再拡大に転じる可能性が高いという見方が示された。

 都医学総合研究所によると、都内7カ所の主要繁華街の人出を1週間ごとにみると、5月30日~6月5日は大型連休中(5月2~8日)と比較して昼間(正午~午後6時)は26%、夜間(午後6~12時)は32%それぞれ増えた。増加は4週連続になった。

 都内の新規感染者の7日間平均は9日時点で389・4人と、前週の約8割となり減少傾向にあるが、これは大型連休中に人の流れを大幅に抑制した効果とみられている。人出は緊急事態宣言が発令された4月25日以前の水準に近づいており、今後、感染状況に跳ね返る恐れがあるという。

 同研究所の西田淳志・社会健康医学研究センター長は「夜間はマスクの着用率が落ち、この時間帯に滞留人口が増えると感染再拡大のリスクが非常に高まってくる」と指摘。「今のまま人の流れが増加すれば、2週間ぐらい先には(感染の広がりを示す)実効再生産数が上がり、感染者数の減少が横ばいになり、底打ちする可能性がある」と語った。

 菅義偉首相が新型コロナのワクチン接種で、10~11月に65歳未満を含む希望者全員への接種完了を目指す方針を示したことについて、小池百合子知事は「目標は共有したい」と述べた。その上で、中央区の築地市場跡地で8日から始まった大規模接種に触れて「ノウハウを蓄積し、スピード感を出していきたい」と接種を加速化させる考えを示した。【斎川瞳】

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