「表現の不自由展」会場を変更 予定のギャラリーに抗議押し寄せ

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記者会見に臨む「表現の不自由展・東京展」実行委員の岡本有佳さん(右)と岩崎貞明さん=東京都千代田区で2021年6月10日午後3時22分、宮武祐希撮影
記者会見に臨む「表現の不自由展・東京展」実行委員の岡本有佳さん(右)と岩崎貞明さん=東京都千代田区で2021年6月10日午後3時22分、宮武祐希撮影

 東京都内のギャラリーで25日から開催を予定していた「表現の不自由展・その後 東京EDITION&特別展」(東京展)の実行委員が10日、開催への抗議活動を受け、会場を変更し、時期を再調整して開催する方針を明らかにした。実行委が同日、東京都千代田区の衆院議員会館で記者会見を開いた。

 同展は、愛知県で2019年に開かれた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」(あいトリ)で激しい抗議を受け一時中止した企画展「表現の不自由展・その後」を東京でより多くの人に見てもらおうと編集者らで構成する実行委が企画。7月4日まで東京都新宿区のギャラリー「セッションハウス・ガーデン」で開催する予定だった。

 記者会見に臨んだ実行委の岡本有佳さん(58)によると、東京での開催を公表した翌日の6月4日からギャラリーの電話やメール宛てに抗議が寄せられるようになった。同6日には最大26人が複数の車でギャラリー前に押し寄せた。大声で「場所を貸すな」「反日展示会を中止しろ」などと叫ぶ人物もいたという。現場周辺の道幅は狭く、近隣住民から警視庁牛込署に苦情の連絡もあった。

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