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第76期本因坊戦

本因坊文裕=井山裕太九段=に芝野虎丸王座が挑戦する第76期本因坊決定戦七番勝負に関する特集ページです。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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右辺で譲れない攻防 本因坊戦第4局1日目

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第76期本因坊決定戦七番勝負第4局で、封じ手を立会の大竹英雄名誉碁聖(左)に手渡す本因坊文裕(右)。中央奥は挑戦者の芝野虎丸王座=北九州市小倉北区のアートホテル小倉ニュータガワで2021年6月10日午後5時12分、上入来尚撮影 拡大
第76期本因坊決定戦七番勝負第4局で、封じ手を立会の大竹英雄名誉碁聖(左)に手渡す本因坊文裕(右)。中央奥は挑戦者の芝野虎丸王座=北九州市小倉北区のアートホテル小倉ニュータガワで2021年6月10日午後5時12分、上入来尚撮影

 本因坊文裕(もんゆう)(32)=井山裕太九段=に芝野虎丸王座(21)が挑戦する第76期本因坊決定戦七番勝負第4局(毎日新聞社、日本棋院、関西棋院主催、大和証券グループ協賛、東アジア文化都市北九州実行委員会共催)が10日午前9時、北九州市小倉北区のアートホテル小倉ニュータガワで始まり、午後5時10分に文裕が83手目を封じて1日目を終えた。持ち時間各8時間のうち、消費時間は文裕4時間28分、芝野2時間42分。11日午前9時に再開する。

 同市での本因坊戦開催は2013年以来8年ぶり。昨年も同市での開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となった。

 文裕が第1局を先勝し、芝野が第2、3局を連勝して迎えた第4局は序盤から早い進行となった。開始早々、文裕が黒11、25と三々に打ち込んで四隅を確保。下辺での競り合いが続いた後、中央から右辺に戦いの場が転じ、長考の応酬となる。白78とノビた後、文裕は46分長考して黒79とコスミ、右辺の白の分断を狙う。一方、芝野も52分を使って白80とハネ、次いで白82と大きくヒラく。右辺の白を連絡する狙いの一手を見て、文裕が60分長考して封じた。

 解説の王銘琬九段は「両者とも志を曲げずに構想通りに進めていると思う。本因坊が右辺から中央の石をどう治めるか、芝野王座がどう攻めをつなぐかが焦点となります」と話した。【武内亮、新土居仁昌】

【第76期本因坊戦】

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