西武・平良、開幕から31試合連続無失点で5S プロ記録タイ

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九回に登板し、開幕から31試合連続無失点の日本タイ記録を達成した西武・平良=メットライフドーム 拡大
九回に登板し、開幕から31試合連続無失点の日本タイ記録を達成した西武・平良=メットライフドーム

〇西武5―3DeNA●(10日・メットライフドーム)

 西武がカード勝ち越しを決めた。内海が今季初勝利。抑えの平良がプロ野球記録に並ぶ開幕から31試合連続無失点を達成し、5セーブ目を挙げた。

 いともたやすく相手を封じた。西武の抑え・平良が九回を無失点に抑え、開幕からの連続無失点記録を31とし、2016年に中日の田島がマークしたプロ野球記録に並んだ。

 チームの試合数の半分以上となる31試合目の登板。それでも豪速球を投げ続けられる理由は、長いシーズンを見据えた「省エネ」の準備にある。この日もブルペンで捕手を座らせたのは八回2死になってから。力を入れての投球は「6、7球くらい」。前日の登板では2球で肩を作った。

 マウンド上でも展開や相手打者に鑑みて、力を配分する。「先頭打者は8割くらいで、走者が得点圏にいたら100%で」。最速160キロの直球をガンガン投げ込んでいた昨季までの姿から変貌を遂げた。制球力と変化球の精度が向上したからそれができる。昨季まで使っていなかったチェンジアップは今では最も自信のある球だ。

 球界の常識にとらわれない。沖縄・八重山商工高時代から走者がいない時にもクイックモーションで投じる。その理由は「クイックを1個だけ練習しておけばいいので」。変化球の研究にも熱心で、その「無双ぶり」は日に日に高まる。

 開幕からに限らない連続試合無失点のパ・リーグ記録は03年の西武・豊田清らが記録した34試合。プロ野球記録は06年の阪神・藤川球児がマークした38試合。記録について問われた平良は「超えられたら……、ていうか超えたいですし、1試合ずつ頑張ります」。4年目の21歳とは本当に思えないほど、頼もしい。【生野貴紀】

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