新人メカニックは元ラガーマン 自動車レース・スーパーGT 制覇に貢献 「体幹強い」トヨタ社長が推薦

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
ルーキーレーシングでタイヤ交換を担当する茂木寿昭さん(右から2人目)と黒宮裕介さん(左端)=撮影:三橋仁明/N−RAK PHOTO AGENCY
ルーキーレーシングでタイヤ交換を担当する茂木寿昭さん(右から2人目)と黒宮裕介さん(左端)=撮影:三橋仁明/N−RAK PHOTO AGENCY

 カーレースの世界に新風を吹き込む2人の元アスリートがいる。ラグビー選手から自動車レースのメカニックへ。転身のきっかけは、トヨタ自動車の豊田章男社長だった。畑違いの分野で歩むセカンドキャリア。どんなやりがいがあるのだろうか。

10秒足らずの勝負

 マシンがサーキットのピットに止まり、勝負は始まる。電動のレンチでホイールのボルトを緩め、タイヤを取り外し、新たなタイヤを装着してボルトを締める。タイヤ交換の時間は10秒足らず。1000分の1秒を争うカーレースでは、順位を大きく左右する。

 「ラグビーの試合は80分間あるので、ミスが起きても挽回するチャンスは自分次第でいくらでも出てきます。レースの世界は一つのミスが取り返しのつかないことになるので、緊張感がラグビーとは全く違います」。黒宮裕介さん(34)はそう語る。今春、レーシングチーム「ルーキーレーシング」で、タイヤの管理と交換を担当するメカニックとしてデビューした。

この記事は有料記事です。

残り1746文字(全文2154文字)

あわせて読みたい

注目の特集