連載

憂楽帳

50年以上続く毎日新聞夕刊社会面掲載のコラム。編集局の副部長クラスが交代で執筆。記者個人の身近なテーマを取り上げます。

連載一覧

憂楽帳

平和の砦

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
2021年4月に展示をリニューアルしたひめゆり平和祈念資料館=沖縄県糸満市で2021年4月12日午前10時24分、喜屋武真之介撮影
2021年4月に展示をリニューアルしたひめゆり平和祈念資料館=沖縄県糸満市で2021年4月12日午前10時24分、喜屋武真之介撮影

 「戦争は人間の力で止めることができると思う。ただ準備が始まったら止められません。そうなる前に止めなければならないのです」。太平洋戦争末期の沖縄戦に動員された「ひめゆり学徒隊」の生き残りの一人、島袋淑子さん(93)に話を伺った時に出てきた言葉だ。

 当時17歳だった島袋さんは陸軍病院に動員される際、荷物に辞典1冊と日記帳を入れた。1週間ほどで戦争が終わり、元のよう…

この記事は有料記事です。

残り273文字(全文455文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集