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第79期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が初挑戦する第79期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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第79期名人戦七番勝負 渡辺明名人-挑戦者・斎藤慎太郎八段 第4局の5

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渡辺先攻 観戦記・関浩

 江戸時代の寛政期に引き湯されたという山田温泉は二百余年の歴史があり、多くの文人墨客が訪れている。

 特に明治の文豪・森鷗外は藤井荘に1週間も逗留(とうりゅう)し、その雑感を紀行文「みちの記」に残している。長野で人力車を雇って須坂まで来たものの、それより先は「牛馬でなければ通いがたし」と断られたエピソードなどを楽しく読んだ。ちなみに当時は「藤井屋」と呼ばれていたことも記されている。

 図から渡辺は[先]6六歩~[先]5五歩と動いた。まだ1日目午後の戦いに入ったばかり。いましばらく駒組みが続くと予想していたが、決断よく仕掛けた。[後]同歩なら[先]同銀[後]5四歩[先]6四歩で攻めが続く。以下[後]5五歩は[先]6三歩成[後]同金[先]7二銀が痛打。また[後]6四同銀には[先]6二角成[後]同玉[先]5四銀の切り込みがうるさい。

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【第79期名人戦】

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