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更年期障害「居場所ないのか」

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 「ここを放り出されたら後がないんです」。コールセンター勤務のパート社員、山本里美さん(仮名、50代)は職場の面談で、必死に訴えた。しかし、願いはむなしく、山本さんは仕事を失った。多くの女性が直面しながら語られることの少ない、その理由とは――。

 この会社に入れて良かった。2018年6月、パート社員としてコールセンターで働き始めた山本さんは、そう思った。それまで働いていたのは、雇用保険もなく、職場で寝泊まりするのも当たり前とされるエステサロン。体力の限界を感じ、40代後半に、ようやく見つけた転職先だった。

 コールセンターの仕事は携帯電話に関する問い合わせに答えるもので、週3日の勤務だった。山本さんは元々生理痛がひどく、鎮痛剤が効かずに休むこともあった。休みは通常の欠勤として処理された。職場は勤怠管理に厳しく、現場管理者から注意されることもあった。入社数カ月後に同僚から生理休暇があると知らされたが、現場管理者からは「取るなとは言わないが、あまり休むと印象が悪い」とくぎを刺された。

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