楽天市場、送料無料の義務化「凍結」 周知不足で 再開は7月1日

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
楽天グループのロゴ 拡大
楽天グループのロゴ

 楽天グループは11日、通販サイト「楽天市場」の出店者に参加を義務づけた送料無料化制度をいったん停止することを明らかにした。出店者へ事前の通知をしておらず説明が不十分だったとして、6月中を告知期間とした上で7月1日に再開するとしている。

 楽天グループによると、出店者が5月10日以降に出店契約を変更する場合、対象店舗で3980円以上購入した利用者の送料負担を原則無料とする制度への参加を条件とした。しかし、義務化を事前に公表せず、契約変更の際に説明していたため、一部の出店者から問い合わせがあり、説明が不十分と判断。義務化を6月いっぱい「凍結」することを決めたという。

 楽天の広報担当者は「制度加入が原則だが、店舗の状況に応じて個別に対応している」と説明しているが、一部の出店者からは「参加強制はおかしい」との反発が出ていた。

 楽天は昨年3月の制度開始時に全出店者を参加させる方針を打ち出したが、公正取引委員会から独占禁止法違反(優越的地位の乱用)の疑いがあると指摘され、一律の導入を見送っていた。【後藤豪】

あわせて読みたい

注目の特集