ミャンマーの混乱「いつまで」 バザーや寄付、富山で広がる支援

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母国のためにバザーを手伝うミャンマー人留学生(中央)=富山市磯部町1の県護国神社で、青山郁子撮影 拡大
母国のためにバザーを手伝うミャンマー人留学生(中央)=富山市磯部町1の県護国神社で、青山郁子撮影

 今年2月に国軍によるクーデターが発生し、混乱が続くミャンマーで民主化を求める市民を応援しようという動きが富山県内で広がっている。今月6日に富山市内で開かれた教育支援ボランティアグループ「アジアの仲間たちの会」(アンドラーデ・フロッシー代表)のバザーには早朝から多くの来場者が訪れ、約23万円の売り上げがあった。また新聞報道などで会を知った県内外の支援者からも寄付金が届いている。【青山郁子】

 バザーには、県内に住むミャンマー人女性留学生も来場し、接客を手伝った。女性の家族は今は安全だと言うが、「国では多くの人が軍に殺され、いつまで続くのかも分からない。日本人もこの事実を知って、民主化を求めるミャンマーの人々を応援してほしい」と母国を案じた。

 来場者からは「民主化を応援している」など励ましも寄せられ、毎日新聞で会の活動を知った匿名の金沢市民からは3万6000円の寄付金が手紙とともに届いた。他にも商品券などが会に送られてきたり、バザーのテントに現金を届けてくれた人もいたり、ミャンマーの民主化を応援する声が会員を元気づけた。

 現在はまだ通信手段が途切れ、送金も難しいが、寄せられた金品は、確実に送金できるようになれば、現地にカンパする。

 同会では7月4日の午前中にも同神社の「のみの市」で医療・食料支援チャリティーバザーを開催する予定で、同会の堀江節子さんは「応援してくれる方々に元気をもらえた。現地では既に食べ物が買えない人も出ていると聞き、新型コロナウイルスの感染拡大も心配だ。今後も民主政治を求めるミャンマー市民の支援を続けたい」と話す。

 問い合わせや寄付は同会(076・425・3632、〒930-0064 富山市山王町4の44。郵便振替口座は00700-8-46288)へ。

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