日本遺産「麒麟獅子舞」を観光地で披露 鳥取・兵庫の7市町

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鳥取県内で開かれた東京オリンピックの聖火リレーの記念式典でも、麒麟獅子舞が披露された=鳥取市で2021年5月22日午後7時22分、平川哲也撮影 拡大
鳥取県内で開かれた東京オリンピックの聖火リレーの記念式典でも、麒麟獅子舞が披露された=鳥取市で2021年5月22日午後7時22分、平川哲也撮影

 鳥取市など鳥取県東部と兵庫県北西部の1市6町でつくる「日本遺産『麒麟(きりん)のまち』推進協議会」が、この地に伝わる麒麟獅子舞を観光スポットなどで披露している。通常は神社の祭礼でしか舞われない伝統芸能をより多くの人々に見てもらい、圏域の魅力を発信する狙い。

 江戸初期が起源とされる麒麟獅子舞は、想像上の霊獣・麒麟を思わせる獅子頭を用いた二人立ちの獅子舞。あやし役の猩々(しょうじょう)がいざなう舞は勇壮で、能を想起させる。

 市によると鳥取県の神社だけでも約140社に奉納され、「日本海の風が生んだ絶景と秘境―幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地『因幡・但馬』」とのストーリーで2019年に日本遺産に認定されているが、春秋の祭礼に限って舞われる機会が多く、他所からの観光客らにはなじみが薄かった。

 各地の獅子舞保存会などが出演し、鳥取市の国指定重要文化財「仁風閣」など1市6町の10カ所で披露する。見学は無料。開催は12月までを予定し、6月は13日午前11時に石谷家住宅(智頭町智頭)、27日午後1時半に浜坂先人記念館(兵庫県新温泉町浜坂)で舞う。問い合わせ先は同協議会(0857・30・8021)。【平川哲也】

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