東洋のマチュピチュに学ぶ“SDGs” 愛媛・新居浜市史で光当て

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
「新居浜市の歴史」。表紙絵は「新居濵港住友工場全景(部分)」=2021年6月9日、松倉展人撮影
「新居浜市の歴史」。表紙絵は「新居濵港住友工場全景(部分)」=2021年6月9日、松倉展人撮影

 別子銅山とともに発展した工業都市・愛媛県新居浜市にとって、産業発展と環境対策のバランスがいかに重要だったか--。市は自然と歴史を29のコラムと写真、年表で紹介する「新居浜市の歴史」を出版。自然科学や歴史研究の最新の知見を生かし、「別子銅山の環境対策とSDGs(持続可能な開発目標)」という章を設けて紹介するなど、今日的な問題意識で市史に光を当てた。

 市として3回目の市史編さん事業として市制80周年の2017年から取り組んできた。前回の編さん以降の約40年間に発見された資料を取り入れながら、世界史、日本史の流れの中に市の歴史を位置づけた。市にゆかりが深い胡光(えべす・ひかる)・愛媛大教授、末岡照啓(てるあき)・住友史料館研究顧問、藤田達生・三重大教授(五十音順)が監修を行った。

この記事は有料記事です。

残り963文字(全文1305文字)

あわせて読みたい

ニュース特集