茨城・下妻議長が不法投棄 栗の木など5.6トン埋める 市が指導

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茨城県下妻市

 茨城県下妻市議会の田中昭一議長(72)が、廃棄物処理法違反(投棄禁止)で市から行政指導を受けていたことが11日、同市への取材で判明した。伐採した栗の木など5・6トンを、処理場に持ち込まず畑に埋めたという。

 市などによると、不法投棄があったのは、田中議長の親族が所有する同市五箇の遊休農地など計約5200平方メートル。この土地を借りようとしていた農家から伐木の処分などを依頼されたため、4月中旬から5月上旬にかけて重機を操縦し、木を現地の土中に埋めるなどした。

 市に情報提供があり発覚。5月27日に議長から聞き取りを行い、掘り返して適正に処分するよう口頭で指導した。議長は今月初めから数日かけて市職員立ち会いのもとで掘り返し、民間の処分場に持ち込んだという。

 田中議長は毎日新聞などの取材に対し、4月に依頼を受け、自身が過去に設立した建設会社の重機を使ったと説明。「最初は機械だけ貸してくれと頼まれたが、埋めてほしいと依頼が変わった。まずいと思ったが、元々その場にあったものなので深く考えず埋めた」と話した。金銭のやり取りはなかったといい、「(公職にありながら)市民と議会に対し、申し訳ない」と陳謝した。【安味伸一】

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