農水省、子ども食堂への備蓄米無償提供拡充 月内に上限4倍に

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農林水産省=東京都千代田区霞が関で、本橋和夫撮影 拡大
農林水産省=東京都千代田区霞が関で、本橋和夫撮影

 農林水産省は11日、子どもたちに無料や低額で食事を振る舞う「子ども食堂」や「子ども宅食」に無償提供する政府備蓄米の年間上限を、現状の4倍に引き上げると発表した。野上浩太郎農相が閣議後会見で「新型コロナウイルスによる影響が長期化する中、(実施団体から)さらに多く必要との声が寄せられている」と述べ、月内に制度を見直す方針を示した。

 農水省は実施団体から年1回申請を受け付け、子ども食堂の運営者に最大90キロ、経済的に困窮している子育て世帯に食品を届ける「子ども宅食」の運営者に最大300キロを配っている。今後は使い切れば追加申請ができるようにし、提供枠を子ども食堂360キロ、子ども宅食1200キロに増やす。複数の地域で活動する団体が支部ごとに申請することも認める。

 農水省は2020年8月、新型コロナ感染拡大に伴い学校給食の休止が増えたことを受け、子ども食堂への無償提供を開始。21年2月には子ども宅食も対象に加えた。4月以降は全体の3分の2が上限での申請だったという。【浅川大樹】

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