好調中日、西武・高橋を足で攻略 交流戦初優勝も視野

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三回表中日無死二塁、大島が中前に先制打を放つ=メットライフドーム 拡大
三回表中日無死二塁、大島が中前に先制打を放つ=メットライフドーム

○中日6―5西武●(11日・メットライフ)

 「足」で相手エースのリズムを狂わせた。中日が四回までに3盗塁と機動力で揺さぶり、西武の先発・高橋から5得点。交流戦で優勝争いを続ける勢いそのままに、右腕をのみ込んだ。

 三回、中前打で出塁した先頭の高松が、続く1番・大島の打席で二盗に成功。直後に大島の中前適時打で先制点をもぎ取った。

 これだけでは終わらない。大島も2番・堂上への初球ですかさず二盗を決め、三進後に高橋周の中犠飛で生還。味方が作った好機で役割を果たした高橋周は「走者を還せて良かった」と喜んだ。

 四回も敵失や野選、高松の二盗を絡めて3得点。豪快なアーチ攻勢とはひと味違うが、じわじわと次の塁を奪って重圧をかけ、高橋を早々にマウンドから引きずり下ろした。

 昨季のチーム盗塁数はセ・リーグでDeNAに次いで少ない「33」だった。ただ、今季は俊足が持ち味の高卒4年目・高松や大卒3年目の滝野が1軍に定着。前日までに27盗塁と昨季に迫る数字を残し、攻撃の幅も広がりつつある。

 開幕から低迷が続いた中日だが、交流戦初優勝も視界に捉える。盤石な投手陣ばかりが注目されがちだが、交流戦好調の要因はそれだけではない。【細谷拓海】

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