テニス 「誠実な応援」こそ、大坂選手を支える 精神科医・山口達也さんに聞く

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記者会見で笑顔を見せる、全米オープンを制した大坂なおみ=横浜市で2018年9月13日午前9時46分、藤井達也撮影
記者会見で笑顔を見せる、全米オープンを制した大坂なおみ=横浜市で2018年9月13日午前9時46分、藤井達也撮影

 うつ状態であることを明かしてテニスの全仏オープンを棄権した大坂なおみ選手(23)は、初めて4大大会を制した3年前から、周囲の注目や期待が心理的に大きな負担になっていたという。トップクラスのアスリートは「身体だけでなく精神も強い」と捉えられがちなだけに、今回の告白は世界に衝撃を与えたように映る。応援する側に何かできることはないのか。不確定な情報が多い中ではあるが、スポーツ競技者のメンタルヘルスに詳しい代々木の森診療所の精神科医、山口達也さんに聞いた。

 ――大坂選手は20歳でグランドスラムを制覇してから、黒人への差別に反対する運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ)」の支援などでも世界から注目され続けてきました。そうしたプレッシャーはどう影響したのでしょうか?

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