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個を認め合う家族のかたち 親子2代、父目線の育児本 ダウン症の孫を慈しむ日々 中央大教授・広岡守穂

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 多摩川土手の上に綿雲が浮かび、空は抜けるように青かった。「すずしいー」。心地よい風が吹く堤防で、広岡歩睦(あゆむ)(17)が声を上げた。その横には父親の真生(まさお)(47)と祖父の守穂(もりほ)(69)。

 日曜の午後、ジョギングや散歩の人々が行き交う中、のんびりと会話しながら広岡家の3世代が歩く。守穂は中央大法学部教授、真生は川崎市職員。そして歩睦は川崎市内の特別支援学校高等部生だ。

 歩睦は2004年4月、真生の長男として生まれた。医師は二つの診断結果を真生に告げる。手術が必要な心疾患、もう一つがダウン症だった。

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