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わが町にも歴史あり・知られざる大阪

人知れず建つ碑や地名などをよすがに、今につながる大阪の知られざる歴史を掘り起こします。

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わが町にも歴史あり・知られざる大阪

/555 東高野街道/51 /大阪

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道標に茶店に白壁の蔵。なかなか心ひかれる光景だ=八尾市恩智中町5で2021年6月9日、松井宏員撮影
道標に茶店に白壁の蔵。なかなか心ひかれる光景だ=八尾市恩智中町5で2021年6月9日、松井宏員撮影

 ◆八尾市

恩智城と左近の墓

 東高野街道に戻って、南へ800メートルばかり行くと四つ辻(つじ)が現れる。この四つ辻はなにかとにぎやかで、左手に恩智神社の木製の大鳥居。鳥居の下を車道がくぐっていて、ウカッと歩いてると車にクラクションを鳴らされる。この道をまっすぐ行けば恩智神社のようだ。

 鳥居の手前の小さな石橋には、「二ノ橋」と名前が付いている。どんな小さな橋にも、先人は名前を付けたのだ。鳥居の先には石が鎮座し、さい銭箱も据えられている。「目ナシ地蔵」という変わった名前のお地蔵さんだという。

 細い路地を右に入ると、常夜灯が2基、並んで建っている。こんな人目につかない所にあるのは不自然なので、車の通行の邪魔になるとかで、ここに移されたのだろう。

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