感じたまま、思いのまま 自由に表現 ダウン症男性、初の個展 書・絵画・オブジェを展示 東区のカフェで /福岡

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作品が並ぶ会場で彰悟さん(左)と父伸一さん
作品が並ぶ会場で彰悟さん(左)と父伸一さん

 自由で勢いのある書や絵の制作に取り組んでいる、ダウン症で重い知的障害のある田中彰悟さん(24)=福岡市東区=が、初めての個展「ART THE SHOGO」を同区のカフェ「香椎参道Nanの木」で開いている。30日まで。【末永麻裕】

 彰悟さんはダウン症と最重度知的障害に加え、呼吸器機能障害と音声言語障害があり、文字を書くことも話すこともできない。生後2カ月の時、肺炎がきっかけで気道が塞がり窒息状態に陥った。一命を取り留め、手術を重ねたが気道は開かず、気管に管を挿入して呼吸をしている。

 特別支援学校小学部の時、授業で書いた彰悟さんの書の作品を見た父伸一さん(51)が、心から楽しんで書いていると感じ、創作活動への取り組みを促した。「できないことも多いが、できることは伸ばしてあげたい」とサポート。中学部では書道の時間がなかったことから、彰悟さんは2010年から障害者支援施設の書道教室に、14年からは絵画教室にも通い始めた。

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