「九七艦攻」宇佐市取得へ 種子島沖で発見、今月末引き揚げ ゆかりの地、関連予算提案 /大分

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九七式艦上攻撃機(1号、中島製)
九七式艦上攻撃機(1号、中島製)

 宇佐市は10日、鹿児島県種子島沖で見つかった旧海軍の九七式艦上攻撃機を取得し保存するための予算780万円を開会中の定例市議会に追加提案した。同市にあった宇佐海軍航空隊は九七艦攻の搭乗員訓練基地だったことなどから、文化財として平和資料館で展示する方針だ。【宮本勝行】

復元せず展示方針

 市教委によると、九七艦攻(長さ10・5メートル、幅15メートル)は2015年、西之表市の喜志鹿崎沖合数百メートル、水深18メートルの海底で裏返った姿で見つかった。長さ8・8メートル、幅7・3メートルと元より短く、両翼の先端は欠けていた。プロペラやエンジンもなく、尾翼は砂に埋もれていた。

 地元の漁師の話を聞いたダイビングショップ経営、林哲郎さん(74)が、15年かけて発見した。撃墜されたか、不時着したかなどは不明だ。国内で唯一現存する九七艦攻の機体で、他に米国ハワイと英国にそれぞれ1機あるだけという。

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