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紙面では伝えきれない皇室の方々の動きや様子を紹介する「皇室の活動」を始めます。今回は天皇、皇后両陛下がリモートで出席された「全国植樹祭」など5月29日~6月11日分です。【和田武士/社会部宮内庁担当】
リモート出席でも一体感
天皇、皇后両陛下は5月30日、島根県大田市で開催された「第71回全国植樹祭」の式典に、住まいのある赤坂御用地(東京都港区)からリモートで出席されました。両陛下は御用地内の木々に囲まれた芝生の広場で、土の入った木箱にスギやヤマザクラなどの苗を植えたり、種をまいたりし、その様子は中継で現地の式典会場の大型モニターに映し出されました。
新型コロナウイルスの感染拡大で1年延期されたものの、両陛下の現地訪問は見送られた今回の植樹祭。陛下は植樹や種まきなどに先立つおことばで、植樹祭の長い歴史の中で初めてリモート出席となったことに触れました。式典会場の参加者らと直接会えないことを「残念に思います」としつつ、「開催に向けて準備をしてこられた関係者の皆さんの尽力を多といたします」とねぎらいました。
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