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最初の種火は普通のライター? パラ聖火の歴史をひもとく

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パラリンピック発祥の地であるストーク・マンデビルで聖火の受け渡しをするランナーたち=英国アリスバーリーで2012年8月28日午後8時33分、木葉健二撮影
パラリンピック発祥の地であるストーク・マンデビルで聖火の受け渡しをするランナーたち=英国アリスバーリーで2012年8月28日午後8時33分、木葉健二撮影

 殺傷事件があった障害者施設「津久井やまゆり園」で東京パラリンピック(8月24日開幕)の聖火を採火する方針が撤回された。遺族らの了解なしに採火を決めた相模原市の判断が議論を呼んだものの、そもそもパラ聖火は五輪のものと比べると広く知られているとはいえない。いつ、どのような目的で誕生したのか。その歴史や理念を取材した。【五十嵐朋子】

 パラ聖火の歴史は五輪に比べて浅い。五輪では1928年のアムステルダム大会から導入されたが、パラで初めてお目見えしたのは76年トロント大会だ。この時は3人のパラアスリートが聖火台に炎をともす演出が開会式で行われた。

 リレーが始まったのは88年のソウル大会。東京大会(64年)から24年ぶりに五輪と同じ都市で開催されるなどオリパラの連携が進んだ年だった。朝鮮半島に伝わる神話の舞台として知られる韓国北西部の江華島で太陽光から採火し、障害のある人や映画俳優、五輪メダリストら276人がソウルまでの約100キロを走ったという。

 五輪の聖火はギリシャ・オリンピア市のヘラ神殿で採火されている。トロント大会で初めて行われたパラ聖火の種火はどのようなものだったのか。…

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【東京パラリンピック】

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