時代の変化語る古文書寄贈 石田家伝来4100点 丹波篠山 /兵庫

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市に寄贈された石田家の古文書=丹波篠山市立中央図書館で2021年6月4日午前10時42分、幸長由子撮影
市に寄贈された石田家の古文書=丹波篠山市立中央図書館で2021年6月4日午前10時42分、幸長由子撮影

 丹波篠山市和田の石田家に受け継がれてきた17~20世紀の古文書約4100点が市に寄贈された。幕末の丹波篠山や京都での出来事を記した日誌もあり、市の担当者は「江戸から明治、大正にかけて社会が大きく変わっていった時期に丹波篠山がどう変化し、人々がどのように生きていたかが分かる資料になりそうだ」と話す。

 石田家は江戸時代に和田村庄屋や畑組大庄屋、近代には畑村村長などを勤めた。古文書は、土地の検地帳や日誌などで、保存状態もいいという。

 寄贈した石田榮代さん(88)によると、紙などの物資が不足した第二次世界大戦中も、石田さんの祖父や父が「公のものだから」と守ってきた。5月に行われた寄贈式で、石田さんは「やっと肩の荷が下りた」とほっとした表情を見せた。

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