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感染対策が強まる一方で、子供たちの健康や発育、居場所が脅かされる事態も。教育現場の戸惑いや新たな取り組みを取材しました。

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伝えきれない表情 マスク姿の保育士、乳幼児の発育に懸念 /香川

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 0~2歳児11人が通う高松市春日町の小規模保育所もも。「ほら、ボール投げるよ」。元気よく走り回る子供たちを世話する保育士は全員マスク姿だ。

 2歳未満については日本小児科医会が呼吸や心臓の負担になることや、窒息のリスクなどを理由にマスクを着けさせないよう呼びかけており、この保育所の乳幼児もマスクは着けていない。しかし、県内のほとんどの保育園や幼稚園では保育士ら世話する大人には着用を求めており、素顔がほぼ隠れた状態で乳幼児に接する期間が1年を超えている。

 「もも」の西谷美香所長(39)は「以前より表情が伝わりにくく、大人の顔を見分けられるのだろうか」と心配する。表情を見せるために透明なフェースシールドの使用も検討したが、乳幼児が興味を持って触ってしまうことや、マスクに比べて飛沫(ひまつ)が飛びやすい懸念もあり、導入を見送った。

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