特集

東芝経営問題

1875年創業の「名門」東芝が、会社分割方針を発表しました。しかし、臨時株主総会で「ノー」が突きつけられて…。

特集一覧

東芝、株主総会で波乱の様相 異例な役員人事差し替えの舞台裏

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
役員選任案を巡って揺れる東芝の広告塔=東京都港区で2021年4月14日、小出洋平撮影
役員選任案を巡って揺れる東芝の広告塔=東京都港区で2021年4月14日、小出洋平撮影

 東芝は今月25日に開く定時株主総会を前に、経営の混迷が深まっている。10日公表された外部弁護士による調査報告書で、昨年7月の総会運営が「公正でなかった」などと指摘されたことを受け、社外取締役や大株主が会社側の提案する役員選任案に相次いで異議を表明。東芝は13日に開いた臨時取締役会で、取締役候補2人と執行役候補2人を選任案から外した。いったん公表した役員人事を総会直前に差し替えるのは異例で、総会での波乱が予想される。

この記事は有料記事です。

残り1644文字(全文1854文字)

【東芝経営問題】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集