内閣不信任案、与野党の攻防続く 解散「あるわけない」の声も

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会談に臨む自民党の森山裕国対委員長(右)と立憲民主党の安住淳国対委員長=国会内で2021年6月14日午後5時半、竹内幹撮影
会談に臨む自民党の森山裕国対委員長(右)と立憲民主党の安住淳国対委員長=国会内で2021年6月14日午後5時半、竹内幹撮影

 政府・与党が国会会期の3カ月延長に応じなかったことを受け、立憲民主党などの野党は内閣不信任決議案提出に踏み切る方針だ。一方、会期末の16日で閉会したい自民党側は新型コロナウイルス対策など菅義偉首相の政権運営に問題はないと強調。衆院解散の可能性もなおちらつかせて揺さぶるなど、与野党の攻防が激化している。

 「私が(衆院)解散するわけじゃない。解散を首相に進言するということだ」。自民の二階俊博幹事長は14日夕、英国から帰国した首相と官邸で会談した後、記者団にこう語った。「不信任案が提出されれば解散する」とかねて公言してきた二階氏が、改めて野党をけん制した形だ。一方、会談に同席した自民の森山裕国対委員長は「今日は会期延長(を拒否する)話だけだった」と記者団に述べるにとどめた。

 菅首相は英国訪問中の13日午後(日本時間14日未明)、不信任案を出された場合の衆院解散は「出た時点で考える」と同行記者団に表明。自身の自民党総裁任期が9月末に迫っていることを踏まえ、「いつ(解散が)あってもおかしくない状況が続く」としつつも、「最優先はコロナ対策だ」と改めて語った。

 野党が内閣…

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