ミャンマーの植物から抗がん成分発見 名古屋市大「創薬に」
毎日新聞
2021/6/14 22:55(最終更新 8/12 16:02)
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名古屋市立大の研究グループは、高知県立牧野植物園と協力し、ミャンマーのキョウチクトウ科植物から抗がん作用のある化合物を抽出したと発表した。同国では軍のクーデターで政情不安が続く。同大薬学研究科の林秀敏教授(生化学)は「今は研究どころではないだろう。将来的にミャンマー政府と協力し、現地の産業育成にもつながれば」と話している。
同国は多様な植物の宝庫だが研究が進んでおらず、「植物資源」として期待されている。同植物園は2000年、同国と協定を結んで研究を進めており、名市大は同植物園の「ミャンマー産植物抽出エキスライブラリー」(全700種)を活用した。
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